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Thinking Dogs
2016年の飛躍が期待される注目バンド


 2015年6月にテレビドラマの主題歌に採用された「世界は終わらない」でメジャーデビューを果たし、その後もCM出演や映画主題歌など新人としては異例の大抜擢と注目を集める4人組ロックバンドThinking Dogs。2月24日にリリースされる3rdシングル「そんな君、こんな僕」は、テレビ東京系アニメーション「NARUTOーナルトー疾風伝」のエンディングテーマに決定し、1月14日の初回放送時からナルトファンの間でもSNSを中心に話題となっている。更に、1月25日には格闘技と音楽がコラボした異色の対決イベント『GUM ROCK FES. In 日本武道館』にも出演。2016年にますます活躍が期待されるそんな彼らが、CDリリースを控えた2月11日(祝・木)にmorphでワンマンライブを開催する。

 Thinking Dogsは、TSUBASA(Vo.)、わちゅ〜(B)、Jun(G)、大輝(Dr.)からなる4人編成のロックバンド。2014年夏に出場した、野外ロックフェスティバル「イナズマロックフェス2014」に連動したオーディション「イナズマゲート2014」で準グランプリを獲得。メンバーチェンジを経てThinking Dogsと改名しメジャーデビューを果たす。これまでのシングル曲はすべて秋元康氏が作詞を担当しており、またスタイリッシュなビジュアルから一見するとアイドルと思われがちだが、メンバーはみな生粋のバンドマンで、もちろんライブは生演奏だ。デビュー前からそれぞれのバンド活動をする中でライブハウスでお互いが出会い、友だちとなり、切磋琢磨して、2014年に前身バンドを結成した経緯がある。

 特に同じ茨城出身のTSUBASAとわちゅ〜は付き合いが長く、「学校は違うんですけど、お互い高校生でバンドをやっていて、ライブを見に行ってました」(TSUBASA)。メンバーの中で一番バンド歴が長いわちゅ〜は、高校生当時からバンドコンテストの全国大会やイベント等に出演し、高校3年の時には日本テレビの番組「音燃え」に出演をきっかけにZepp Tokyoでのライブも経験。大学進学後にはオーディションでマーティン・フリードマンに見出され、選出者で結成したバンドでインディーズデビューも経験しているなど、Thinking Dogsでもバンマス的な存在となっている。

 新曲「そんな君、こんな僕」は、「NARUTO」の登場人物たちにもリンクする内容で、「ライバルを意識しながら自分を高めていくという歌詞が、部活をやっていた頃を思い出して自分にも刺さりました。何かを頑張っている人に届くように、ボーカルとしても“青春”っていう感じを大切に、自分の中から出てくるものを素直に歌いました」(TSUBASA)。また、Thinking Dogsの楽曲はどれも印象的な歌詞とメロディが際立っているのも特徴だ。「曲のメロディーと、風景が浮かぶくらいイメージしやすい歌詞だと思うので、幅広い年齢層の方に聴いてもらえる楽曲になっている」(大輝)、「若い人には新しく、ちょっと上の世代の方には懐かしいような曲」(Jun)、「特に今回はバンド感が前に出てスピード感もあるので、ライブで楽しく盛り上がれそう」(わちゅ〜)と、メンバーそれぞれがイメージを語ってくれた。そして、この曲では大輝が歌っているのも新たなチャレンジだ。  ワンマンライブでは、「僕たちの楽曲の良さを伝えるために、それぞれが自分の楽器にこだわりを持って演奏しています。ライブならではのアレンジも加えてるので、そのあたりも聴いてもらえると嬉しいですね」(わちゅ〜)と意気込みを語る。前回のワンマンではパートチェンジして演奏したり、カバー曲ではアコースティックでやったりと趣向を凝らしているので、今回も何かサプライズが期待できそうだ。

 デビューから半年あまりを怒涛の勢いで駆け抜けてきたThinking Dogs。「目の前のことをこなしているだけで精一杯の時期もあったけど、ようやくまわりが見えてきて、いい意味で余裕と変化が出てきました。今年は飛躍の年にしたいので、1本1本のライブを大切に、もっと大きな舞台で活躍できるように頑張りたいです」(TSUBASA)と1年の抱負を語ってくれた。そして、その第一歩がmorphから始まる。


Official web site:http://www.thinkingdogs.jp

(ライブ情報)
DOG’S PARTY vol.2〜わんわん恋する3日前〜
日程:2016年2月11日(祝・木)
会場:六本木morph-tokyo
時間:OPEN 18:30/START19:00
チケット:¥2,000/¥2,500(共にD別)


Interview&text : Eiji Kobayashi


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